ペット

愛猫、モモについて

今日は、我が家で飼っている猫、モモについて書きます。

モモの生い立ちから、ほぼ現在までの話です。

モモの生い立ち

出会ったのは、2007年4月末。
当時、どこが悪かったのかは忘れましたが、私の姉がよく病院に通っていました。今では完治してますが。
その姉の話によると、その日も病院に行って診てもらい、それから家に帰ろうと乗ってきた原付バイクの所まで戻ってきたら、その座席にキャリーバッグに入れられていた、当時生まれて1ヶ月程度の子猫がいたそうです。
言うまでもなく、それが後のモモです。
しかもご丁寧にキャリーバッグの中にはトイレ用に使う紙と、子猫用のキャットフードのパックが入っていました。
おそらくは病院に入る前の姉を見て、彼女なら育ててもらえると思って、姉のバイクの座席に狙って捨てたんだと思います。

捨てた人間に怒りは感じました。

トイレ用の紙と、エサもかなり大量にあって、ご自分でも飼うつもりだったのだと思うのですが。

それとも、せめて拾ってもらう人の負担をちょっとでも減らすために?

その捨てた方にも、きっと事情はあったのだと思います。でも、里親探しするとか、飼えなくともやれることはあったはずです。

そして、「猫を捨てた」という事実は残り、今後も一生覆りません。そのことは、できたら死ぬまで覚えておいて頂きたいものです。

そういう怒りはあったものの、その時は子猫を必死に世話しようとし、紆余曲折を経て我が家で飼うことになりました。

家に来た当初と手術

家にきた当初は、当たり前ですがまだ名もない猫でした。

その猫は、なにやら怯えたように震えていて怖がっていたみたいですが、すぐに慣れたのか、家の中を歩き回ったり、抱っこするとそのまま背中に上がってきたりと、速攻愛らしい姿を見せてくれました。
でも最初から尻尾を怪我してました。
尻尾の先から1cmぐらい、皮膚が爛れたようになっていて、血まみれでした。
しかもあまり痛くはなかったのか、その尻尾を舐めたり、挙句の果てには噛んだりするものですから、気が気でなかったです。

他にも下痢状態でもありました。
さらには拾った猫なので、予防接種をしないといけませんでした。拾った数日後に獣医さんに診せに行きました。

診せに行くと予防接種はすぐに終わり、下痢も薬と食事に気を遣えば治るとの事でしたが、尻尾だけは、治していくのは相当時間がかかる、とのことでした。
ですが、手術をすればすぐに治るとの事で、正常な尻尾の部分まで、切断して、縫うと、そんな手術らしいです。
拾った直後に手術なんて可愛そうな気がしましたが、何ヶ月もその怪我の治療と付き合っていくよりは良いだろうと判断したため、また、尻尾を切断しても何ら問題はないと獣医さんに保証されたため、手術を決意しました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: モモ、尻尾の手術直後の写真.jpg
モモ尻尾手術後

何とも可愛らしい姿ですが、尻尾に包帯が巻かれています。

手術後の写真です。
既に切断されてて、相当短くなっています。
最初はまた舐めようとしてましたが、完全に治り、包帯も取られると、舐めても大丈夫になりました。

命名。モモの名前の由来


獣医さんに様子を見せにいくにつれて、名前も姉が考えてくれました。
最初は「ハラミ」という名前にしてました。
正式名称はハラミ肉だそうですw

その時に猫のお腹がやたら出ていたからだそうですが、食い意地がはってるとしか思えませんでしたw


ですが、動物病院の看護師さんに2文字のほうが猫が覚えやすいと言われ、モモになりました。
やはり正式名称はモモ肉で、それを短縮してモモだそうですw
食い意地がはってる姉で申し訳ないですw
これにて、はれて猫はモモと名づけられました。

その後、猫じゃらしのような玩具の棒を買い、専用トイレも砂もキャットフードも買い、寝床も用意し、モモもすっかり家になじんでくれたようで、家の構造を完全に理解し、家のどの部屋にも出没するようになりました。

避妊手術

ですが、それから半年後ぐらいでしょうか、モモはメスだったので、あれがきました。
発情期です。
それによって、夜中にニャンニャン泣き、オスも寄ってきていたらしく、大変でした。
そこで、またモモに、泣く泣く避妊手術をすることになりました。
これもまた、人間の勝手な都合なのですが、でも、もしこれで子どもが生まれたら、とても家では全部面倒見切れなくなります。


可哀想という感情だけではどうにもならないこともあると痛感し、仕方がないことと割り切って、動物病院に連れて行きました。
途中、病院へと行く車の中で、モモが暴れて、車の奥底に逃げてしまって大変でした。まるで、自分がこれから何をされるのかを理解していたかのように・・・・・・


でも、結局避妊手術は行なわれ、無事成功し、後日家に帰ってきました。

これが避妊手術直後の写真です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: モモ、避妊手術直後の写真.jpg
モモ、避妊手術直後

とても不自由そうで、何度もお腹の当たりを舐めてました。
ごめんよう・・・・・・モモ。

でも、完全に治り、抜糸をした後は、ようやく病院通いから抜け出し、毎年の予防接種(最近では隔年になってますが)で動物病院に行くときは全力で暴れられ、一度膀胱炎になって動物病院通いをしなければならなくなった時も私の肩や腕に爪が思い切り食い込みましたが(^_^;)

それから①

それでも、日々楽しく過ごし、何年も家で過ごすうちに、我が家にはすっかり慣れたようです。

時には箱入り娘となったりもしましたw

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 箱入り娘.jpg
これがほんとの箱入り娘?

寒くなる時期には私の膝に来てくれたりもしました♪

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 正二の膝にて.jpg
正二の膝にて

なんかセクシーなポーズで寝てくれたりもしましたw

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せくしぃーぽーず

それから②

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至福の時

時には遊び、時には一緒に過ごし、時にはここまで可愛い姿を見せてくれて、私もモモが今まで以上に大好きになりました。

この後ろ足をくっつけたまま全力でくつろぎながら寝る様子も見せてくれましたw

後ろ足がw

もはやこれだけ見たら怖いぐらいの欠伸も見せてくれましたw

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: あくび。怖っw-576x1024.jpg
こわっw

今を大切に

モモの年齢は、2020年5月現在、この記事を書いている時点で13歳です。

人間でいうなら68歳ぐらいです。

だから残念ながら、そう遠くないうちに別れは訪れるのでしょう。

どうしようもないことですから、そのことについては普段あまり考えないようにしていますが、その時の覚悟はしておかないといけません。

でも、それでも、長く生きてほしい。一分一秒でも長く一緒にいたい。

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大好きだからこそ、この子が心の底から愛おしいからこそ、最後まで一緒に居る。

だから、一緒に居られる今を大切にして、愛情注いでこれからも過ごします。

長くなりましたが、ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました(^_^)/